動画などで、円パイプを90度の角度で接合するために斜めに切る型紙の作成の方法がアップされている。確かにその方法で作成すれば切断した両方を繋げば90度で繋ぐことができる。ただ、それは通常考えるパイプを45度で切断したものの両方を90度で接合するものとは違うとお思える。なぜなら、その型紙には直線部分があり、また、曲線部分は斜めの楕円ではなく、元々のパイプの円を使っているからである。この方法は、実用的であり優れているが、元々誰もが考えるパイプを45度で切断して接合することとは異なっている。
そこで、ここでは、数学的に、45度で切断するための型紙を数学的に制作する方法を考えてみた。
45度に切断された半径Rのパイプを上むきに縦に置いてあるとしよう。水平にXY座標がありその好転が、ちょうどパイプの真ん中にあるとする。その上向きにZ軸が伸びているとする。Z軸の0点は、45度のパイプの切断面が一番下になる場所とする。そして、切断面は全体としてY軸の正の向きにひらけているとする。
その時、次の3つの側面図が描ける。
図BからpをY軸上に垂直に投影した点をqとすると、Oqの長さは、
Oq=R cos\theta
と表すことができる。一方図CでOqは、斜線が45度であることを前提すればOqとz Sは等しい長さである。O Sは半径Rに等しいので、結局Oz、同じ意味で座標zは、
z=R-Oq
と表せる。したがって、先の式を代入すると、
z=R(1-cos\theta) (1)
となり、zと\thetaの関係を求めることができた。
次に、この円筒が紙だとしてy=Rの線で縦に切って、それを平面に広げた展開図を考えてみよう。仮に以下の図を書いてみた。
ここで、高さzの時に、展開図のmがどう表されるかが、分かれば45度切断の展開図が数学的に求められたことになる。このmは、図Bにおけるpvwをつなぐ部分円弧の長さに他ならない。それは、半円upvwから円弧upを差し引いたものである。角度はラジアンで表現されているの弧upは角度\theta Rである。したがって、mは次のようになる。
m = \pi R - \theta R = (\pi - \theta) R (2)
である。(1)式と(2)指揮を連立させ、\theta を消去させれば、mとzの関係を求めることができる。
これを数値的に解くと、以下のように型紙の半分を得ることができる。