3号機のホバリングの様子は、以下のYoutubeに投稿した。
3回、試みているが、それぞれ様子が違う。ログを見てみる。まず、コントローラーから送っているスロットル値とPID制御によって与えられたスロットル値の様子は、以下のようになっている。
1回目は、全体が安定しているが、2回目と3回目は、後半が不安定になっている。
1回目の離陸では、1600くらい、80%で離陸している。そして、PID制御によるスロットルの変動の最大幅は、400前後である。合計すれば2000前後である。スロットルの最大値は、2047だからぎりぎりなのである。
次のグラフは、機体の傾き、ROLLとPITCHの様子と、PID制御のスロットル値の様子が、2回目と3回目は、機体の傾きに対して、極端なPID制御値が必要になってい。ので無理が表れている。
これでは見にくいかもしれないので、第1回目の離陸だけを取り出して詳しく見てみる。
太い青の線がROLLで、太い緑の線がPITCHだ。それぞれの目盛りは右側に示されていて、値は度である。モーターの番号は、前が北として、北西がモーター1(細い青線)、南東がモーター2(オレンジ細線)、南西がモーター(灰色)、北東がモーター4(黄色)である。赤で囲ったところを見てみよう。ロールが正で、ピッチが負である。ロールが正なので、2と4のスロットルを上げる必要がある。一方、ピッチが負なので、2と3のスロットルを上げ、4はスロットルを落とさなければならない。結局、しっかりスロットルを上げる必要があるのは、2で、しっかり落とす必要があるのは、1という事になる。図はその通りになっている。PIDは、よく反応しているのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿