2021年10月11日月曜日

ESCを経由したモーター制御

 ドローンを制御する一番基礎はモーターのコントロールだ。

ということで、この間かなり徹底的に、ラズパイからのモーター制御を試みてきた。そして、その細かいところまで要約できたようなので、次の姿勢制御の問題に移っている。

そこで、モーター制御のポイントをここに書いておこう。ラズパイから、I2C経由で、PCA9685を制御し、そこでPWM信号を生成しESCを制御するというのが基本的流れだ。PCA9685は、ハード的にパルス信号を生成する。

このパルスの周波数を指定しなければならないが、オシロスコープでしらべると、PixHawkは400Hzを使用していることがわかった。したがって、周期は2.5msである。2500マイクロ秒ということになる。この周期の中で、パルスのONの期間の長さがモータの強さとなる。これは、PixHawkの場合、1000マイクロ秒までが、モーターが動かないパルスはちょうとなている。そして、1250マイクロ秒が出力0%で、2000マイクロ秒が最大である。

このことをESCに記憶させなければならないが、これがキャリブレーションである。

このあたりのことは、

https://team432.jpn.org/?p=272

で、勉強させていただいた。

周波数などはPCA9685に設定できる。

実際は1250マイクロ秒が0%出力ではなく、1300マイクロ秒にするとようやく起動する。

2021年10月1日金曜日

RaspberryPIとMPC23S17の接続

 距離センサーを5個、raspiに接続しようとして、GPIO拡張用のMPC23S17に繋げようとして時間がかかったので、ここに記録しておこう。








920MHz帯無線通信モジュールTY92SS-E2730を使う

 先にも書いたが、ドローン2号機上のコントローラーはラズパイ4で、それとのやりとりをもともとWIFI経由で予定していたが、機体がアルミパイプであるために通信が不安定で使い物にならなかった。そこで、プロポに変えた。プロポの信号取り出しもなんとか安定できるようになったが、そのシステム...