ESC信号に対してどれほど正しくモーターが反応しているかを確かめたかった。市販の非接触タコメーターも持っていて、飛行していない時の回転数はそれで計測できたが、飛行中、すなわちPID制御に対するモーターの反応が、信号と並列に捉えられない限り、その辺りが、どうしてもブラックボックスになっていて、精密なシミュレーションをする気にもならなかったが、なんとか自作のプロペラタコメーターをドローンにつなぐことができたので、色々わかってきた。
ここでは、また、もう一度作る時のために、メモがわりにここに書いておく。
反射型光センサーについては、以下のサイトを参考にさせていただいた。
http://nanoappli.com/blog/archives/5051
タコメータは、プロペラ直下に以下のように置かれている。
左側の黒いのが反射型の光センサーRPR220である。右の3ピンコネクタが、上からグラウンド、3.3V電源、信号の順になっている。真ん中の赤いものがLEDで、プロペラが直上に来ると、光る。白いプロペラはカウントできるが、黒いものはカウントできないので、反射シートなどをプロペラに貼る必要がある。
ここでは、小さい基盤に回路を組んで、モーターベースに強力接着テープで貼り付けている。
回路図は、次のようなものである。書き方のルールは特に意識していないが、簡単なので理解いただけると思う。
10Kオームの可変抵抗をつけているが、大事な役割を果たす。というのは、上に来た時の電圧レベルとそうでない時の電圧レベルの絶対水準を変更するもので、プログラム上でその境界電圧を設定するときに、調整して、4つのタコメータが同じになるようにしておかなければ、ややこしくなるからである。
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