2022年2月13日日曜日

Raspberry PI 4 に 64bit OS をインストール

 ジャイロスタビライザーを組み込むフレームはできて、それを動かすためにシステムを改定したら、実行時にメモリがおかしくなっている感じでうまく動かない。

しばらく格闘していたが、前にも同じようなヒープ領域がおかしくなったようなエラーがあってOSを最初からインストールし直した記憶がある。ラズパイのバグではないかと思った。調べるつもりはないが。

今回は、あっさり64ビットOSを入れたらこんな問題は発生しなくなるのではないかという根拠のない予想のもとに、再インストールを試みることにした。もちろん、新しいSDカードに入れるので、前のを消すわけではない。

一番心配したのはWiringPIが使えなくなるのではないかということだ。もともと、作者がもう更新はしないと言っているようなので、心配だった上に、確実にこれまでのライブラリは動かなくなるので、どうしようかと思った。後で書くが結果的に、ビルドし直して問題を回避できたので良かった。

手順だけ書いておく。

(1)ラズパイのサイトにある、イメージ作成ソフトで、64ビット版デスクトップイメージをSDカードに焼く。少々時間がかかる。

(2)基本設定をする。ssh、I2CやSPIを使えるようにする

(3)/boot/config.txtのインターフェイスブロックに次の1行を加える

i2c_arm_baudrate=400000

(4)日本語入力環境を構築する

sudo apt-get install fcitx-mozc

これをやって、再起動で良かったと思う

(5)qtcreatorのインストール

sudo apt-get install qtbase5-dev qtchooser
sudo apt-get install qt5-qmake qtbase5-dev-tools
sudo apt-get install qtcreator
sudo apt-get install qtdeclarative5-dev
(20221031追加)
sudo apt-get install libqt5serialport5-dev

だいたいこれで良かったと思う。
(追記)sudo apt install cmake でcmakeもインストールする必要がある

(6)nodejsのインストール
curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_16.x | sudo bash -
sudo apt-get install -y nodejs
これで良かったような気がする。

(7)wiringPiのシェアードライブラリのインストール
オリジナルのサイトからのリンクには、ソースがなかったというか、ダウンロードできなかったので、以下のサイトにあるソースをビルドしたらインストールできた。
 
(8)jdk, netbeansをインストールする
jdkをインストール
sudo apt install default-jdk
バージョン確認
java -version
netbeansをダウンロード
からBinariesをダウンロード解答、/usr/local/netbeansに移す
export PATH="$PATH":/usr/local/netbeans/bin

(8)/boot/confifg.txt の dtoverlay=vc4-kms-v3d に nocomposite をつけてはならない。にっちもさっちもいかなくなる。
 

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