2021年6月1日火曜日

DJI Mobile SDKとXcodeプロジェクトを接合する

 いきなりサンプルプログラムを動かすより、自分のやりたいことをコツコツと作り上げていくほうがいいという考えになったので、まず、SwiftUIのプロジェクトとDJIのMobile SDKを接合するところから始めようということになった。

それだけでも大変だった。まず、参照するSDKのドキュメントサイトは次のところだ。

Integrate SDK into Application

基本この通りやれば良いのだが、色々ある。

(1)プロジェクトを作る。XcodeのiPhone用のプロジェクトの作り方には色々ある。Object-Cのプロジェクト、これはまあ使わない。昔、これで電子書籍のiPhoneアプリを作った時は、散々この不可解な言語で苦労させられた。最新のSwiftUIを使うプロジェクトにする。

プロジェクト名は適当、Team名は、AppleIDと紐づけられていたような気がするが、記憶が消えている。問題がある場合は、Xcodeに設定する。下三つを全部Swiftにする。このTeam名が、iPhoneのキーとも連携していたような気がする。あまりに色々試行錯誤したので、最初の方でやったことの意味を忘れている。

フォルダを適当に選んで、プロジェクトを作成する。

(2)Mobile SDKのインストール。これを事前にやっておく。ダウンロードしたMobile SDKにあるReadmeファイルを読んで、cocoapodをインストールしておく。

(3)自分のプロジェクトのRootフォルダ(xcodeprojファイルのあるフォルダ)に、Podfileをエディタで作成する。

platform :ios, '14.4.2'

target 'Amenbo01' do

  pod 'DJI-SDK-iOS', '~> 4.14'

end

iOSのバージョンとDJIOSDKのバージョンを自分の環境に合わせる。
(4)pod installを実行する。すると、Podsフォルダが作成され、それがDJISDKのプロジェクトフォルダになる。
結局、二つのプロジェクトをリンクさせるということだ。
(5)xcodeprojとさフィックスのついたファイルと、xcworkspaceのついたプロジェクトファイルができるが、前者は単一プロジェクト用なので、ここでは後者をダブルクリックしてXcodeを起動する。

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